J:COM電力【口コミ・評判】ジェイコム電力の料金プランは本当にお得?
ケーブルテレビでおなじみのJ:COM(ジェイコム)は、コマーシャルもよく見かけますし「J:COM電力」の名前だけは知っているという人も多いことと思います。
ここではJ:COM電力の口コミ・評判でわかったことや、料金プランの詳細などをわかりやすく解説しています。
J:COM電力にするとホントに安くなるのでしょうか?すでにJ:COMとインターネットやケーブルテレビの契約をしている人にはお得があるのでしょうか?
J:COM電力の基本情報・特徴
運営会社 | JCOM株式会社 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 |
サービス名 | J:COM電力 |
供給エリア | 以下の電力会社のエリア ・北海道電力エリア ・東北電力エリア ・東京電力エナジーパートナーエリア ・関西電力エリア ・中国電力エリア ・九州電力エリア |
電力事業はいつから? | 2016年 |
ポイントサービスはある? | なし |
解約金・違約金 | 解約金はありませんが、プラン変更、アンペア変更に手数料がかかる場合があります。 |
支払い方法 | ・口座振替 ・クレジットカード:VISA、Mastercard、JCB、ダイナースクラブカード、アメリカン・エキスプレス、セゾンカード、楽天カード、イオンカード、JACCSカード、MICARD、auPAYカード |
・J:COMのサービスを利用している人
・CO2排出実質ゼロの実質再生可能エネルギーに興味がある人(ただし安くはなりません)
J:COMはケーブルテレビのイメージが強い企業かと思いますが、ケーブルテレビ、高速インターネット、固定電話、モバイルなどの通信事業と、電力、ホームIoTサービスなどを提供している会社です。
電力事業を開始したのは2016年で、2021年4月時点で100万世帯の方が契約しています。
なお、J:COM電力は単体で申し込むことが可能なので、J:COMケーブルテレビ未加入者でも利用することができますよ。
J:COMサービスと併用すると電気代がお得になります
J:COM電力とJ:COMの他のサービスを利用するとセット割引が適用されてお得になります!
最初にお伝えしてしまうと、J:COM電力はジェイコムのサービス利用者におすすめで単体での利用ではちょっと魅力に欠けると感じます。
割引内容は地域や利用するサービスで異なるのですが、例えば関東エリアでインターネット・ケーブルテレビ契約をする場合(スマートお得セレクト NET320M)、通常は基本料金が6,180円/月になるのですが、J:COM電力とセットにすると最初の6ヶ月間は2,500円、7ヶ月目以降も5,937円になります。
さらに6,000円分のauPAYカードプレゼントもあるのでとってもお得です!
電力使用量が多いほどお得になります
従来の電力会社の電気代は、「基本料金 + 従量料金」で計算されています。
従量料金は電気の使用量に応じて3段階に分かれていて、最もたくさん電気を使う3段階目がいちばん高い設定になっています。
J:COM電力もこの計算方法は同じです。
基本料金の部分は従来の電力会社の料金と同じなのですが、従量料金が安くなっているので、今までと同じ量の電気を使っても安くなるのです。
さらにJ:COM電力の場合は最も電気の使用量が多い場合に適用される3段階目の従量料金の割引率が高いので、電気をたくさん使う世帯ほどお得になります。
オール電化向けプランがあります!
※2022年4月現在、オール電化向けプランの新規申し込みは停止となっています。
新電力会社のプランにはオール電化向けのプランがない場合も多いです。
例えば、新電力会社最大手のENEOSでんきもオール電化向けプランは設定しておらず、公式サイトのQ&Aにもオール電化住宅の人がENEOSでんきに切り替えてもお得にならないケースがあると記しています。
ただ、安くならないのは残念ですが、こういうデメリットもわかりやすく利用者に告げるENEOSでんきには好感が持てると感じます。
J:COM電力にはオール電化向けのプランが用意されていますので、今契約しているプランと比較してみてくださいね。
実質再生可能エネルギーのプランを選ぶことができます
これはJ:COM電力のとても大きな特徴になります。
J:COM電力では2022年4月1日から「グリーンメニュー」というCO2排出実質ゼロの実質再生可能エネルギーの電力供給を始めています。
従来の電力契約からグリーンメニューに変えるだけで、4人家族なら年間約2.5トンのCO2排出量を削減できるそうですよ。
グリーンメニュー契約でJ:COM電力に支払う電気代の一部は森林保護活動支援費用に使われます。
J:COM電力の電力使用量はスマホでチェックできるので、節電意識も高まります。
身近なところから家族みんなで環境保護に取り組むことができますね。
J:COM電力の電気料金プラン:従量メニュー
J:COM電力の電力プランは、
・従量メニュー
・オール電化向けメニュー
・グリーンメニュー
が用意されています。
ここではまず一般的なプランになる「従量メニュー」を解説します。
J:COM電力の電気料金体系は他の新電力会社とはちょっと違っているので、まずは仕組みを見ていきましょう。
J:COM電力の電気料金は「基本料金」と「従量料金」
J:COM電力の電気料金は基本的に地域電力会社に準じることになり、「基本料金」と「従量料金」に分かれています。
このうち、基本料金の部分は地域電力会社と同じ金額になります。
例えば東京電力エリアで40アンペア契約の場合は1,364円が毎月の基本料金になるのですが、J:COM電力に切り替えても1,364円になります。
従量料金は電気の使用量に応じて設定されている金額です。
例えば東京電力エリア(東京電力エナジーパートナー)では次のように設定されています。
▼東京電力エリアの従量料金
電力量 | 従量料金 | |
第1段階料金 | 最初の120kWhまで | 19.88円/kWh |
第2段階料金 | 120kWhを超え300kWhまで | 26.48円/kWh |
第3段階料金 | 300kWhを超える分 | 30.57円/kWh |
J:COM電力の従量料金はこの地域電力会社の従量料金に、一定の割引率を掛けた金額になります。
▼J:COM電力従量料金の割引率と電気料金は?(東京電力エリアの場合)
電力量 | 従量料金の割引率 |
第1段階料金 | (17.46円/kWh × 利用量) × 0.5% |
第2段階料金 | (23.06円/kWh × 利用量) × 1% |
第3段階料金 | (26.06円/kWh × 利用量) × 10% |
例えば東京電力エリア(40A契約)で今月の電気代が20,000円だった場合、J:COM電力に切り替えると約17,400円になります。
割引率は全国同じです
従量料金の割引率は全国同じでこうなっています。
電力量 | 従量料金の割引率 |
第1段階料金 | 0.5% |
第2段階料金 | 1% |
第3段階料金 | 10% |
最も従量料金が高い3段階料金の割引率が高いのが嬉しいですね。
J:COM電力 従量メニューの料金一覧
従量メニューの基本料金とJ:COM電力の従量料金を地域別に一覧にしてみました。
記載している従量料金は現時点での地域電力料金と割引率から計算した金額で、実際の金額とは異なることがあります。
北海道エリア(北海道電力エリア)
従量B
▼基本料金
契約アンペア | 基本料金 |
10A | 341.00円 |
15A | 511.50円 |
20A | 682.00円 |
30A | 1023.00円 |
40A | 1364.00円 |
50A | 1705.00円 |
60A | 2046.00円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 北海道電力 |
120kWhまで | 23.86円(0.5%割引) | 23.97円 |
120-280kWh | 29.97円(1%割引) | 30.26円 |
280kWh以上 | 30.59円(10%割引) | 33.98円 |
従量C
▼基本料金
1kVAあたり | 341.00円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 北海道電力 |
120kWhまで | 23.86円(0.5%割引) | 23.97円 |
120-280kWh | 29.97円(1%割引) | 30.26円 |
280kWh以上 | 30.59円(10%割引) | 33.98円 |
東北エリア(東北電力エリア)
従量B
▼基本料金
契約アンペア | 基本料金 |
10A | 330.00円 |
15A | 495.00円 |
20A | 660.00円 |
30A | 990.00円 |
40A | 1320.00円 |
50A | 1650.00円 |
60A | 1980.00円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 東北電力 |
120kWhまで | 18.49円(0.5%割引) | 18.58円 |
120-300kWh | 25.08円(1%割引) | 25.33円 |
300kWh以上 | 26.35円(10%割引) | 29.28円 |
従量C
▼基本料金
1kVAあたり | 341.00円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 東北電力 |
120kWhまで | 23.86円(0.5%割引) | 23.97円 |
120-280kWh | 29.97円(1%割引) | 30.26円 |
280kWh以上 | 30.59円(10%割引) | 33.98円 |
関東エリア(東京電力エナジーパートナーエリア)
従量B
▼基本料金
契約アンペア | 基本料金 |
10A | 286.00円 |
15A | 429.00円 |
20A | 572.00円 |
30A | 858.00円 |
40A | 1144.00円 |
50A | 1430.00円 |
60A | 1716.00円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 東京電力 |
120kWhまで | 18.49円(0.5%割引) | 18.58円 |
120-300kWh | 25.08円(1%割引) | 25.33円 |
300kWh以上 | 26.35円(10%割引) | 29.28円 |
従量C
▼基本料金
1kVAあたり | 341.00円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 東京電力 |
120kWhまで | 19.78円(0.5%割引) | 19.88円 |
120-300kWh | 26.22円(1%割引) | 26.48円 |
300kWh以上 | 27.51円(10%割引) | 30.57円 |
関西エリア(関西電力エリア)
従量A
▼最低料金
1契約 | 341.01円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 関西電力 |
15-120kWh | 20.21円(0.5%割引) | 20.31円 |
120-300kWh以上 | 25.45円(1%割引) | 25.71円 |
300kWh | 25.83円(10%割引) | 28.70円 |
従量B
▼最低料金
1契約 | 388.80円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 関西電力 |
15-120kWh | 20.21円(0.5%割引) | 20.31円 |
120-300kWh以上 | 25.45円(1%割引) | 25.71円 |
300kWh | 25.83円(10%割引) | 28.70円 |
中国エリア(中国電力エリア)
従量A
▼最低料金
1契約 | 337.37円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 中国電力 |
15-120kWh | 20.69円(0.5%割引) | 20.76円 |
120-300kWh以上 | 27.20円(1%割引) | 27.44円 |
300kWh | 26.63円(10%割引) | 29.56円 |
従量B
▼最低料金
1契約 | 399.60円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 中国電力 |
15-120kWh | 20.69円(0.5%割引) | 20.76円 |
120-300kWh以上 | 27.20円(1%割引) | 27.44円 |
300kWh | 26.63円(10%割引) | 29.56円 |
九州エリア(九州電力エリア)
従量B
▼基本料金
契約アンペア | 基本料金 |
10A | 297.00円 |
15A | 445.50円 |
20A | 594.00円 |
30A | 891.00円 |
40A | 1188.00円 |
50A | 1485.00円 |
60A | 1782.00円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 九州電力 |
120kWhまで | 17.37円(0.5%割引) | 17.46円 |
120-300kWh | 22.83円(1%割引) | 23.06円 |
300kWh以上 | 23.45円(10%割引) | 26.06円 |
従量C
▼基本料金
1kVAあたり | 297.00円 |
▼従量料金
電力消費量 | J:COM電力 | 九州電力 |
120kWhまで | 17.37円(0.5%割引) | 17.46円 |
120-300kWh | 22.83円(1%割引) | 23.06円 |
300kWh以上 | 23.45円(10%割引) | 26.06円 |
J:COM電力公式サイトには地域別でシミュレーションができるようになっていますので試してみてくださいね。
J:COM電力の電気料金プラン:オール電化向けメニュー
J:COM電力のとても大きな特徴であるオール電化向けプランをご紹介しようと思ったら衝撃の情報が・・・。
なんと、オール電化向けプランの新規申し込みは2022年3月31日をもって停止しているのだそうです。
復活時期はわかりませんが簡単に料金プランをご紹介しておきます。
J:COM電力オール電化向けプランは、地域電力会社のオール電化に相当する設定になっていて従量料金に割引があります。
たとえば北海道電力で「eタイム3」を契約している場合、J:COM電力なら従量料金が2%割引になるという形です。(割引がない時間帯もあります)
現在契約しているプランで何パーセントの割引があるのか確認してみましょう。
北海道エリア(北海道電力エリア)
「eタイム3」「eタイム3(Sプラン/Mプラン)」「eタイム3プラス」
朝晩 | 2%割引 |
午後 | 2%割引 |
「ドリーム8」
昼間 第1段階 | 0.5%割引 |
昼間 第2段階 | 1%割引 |
昼間 第3段階 | 3%割引 |
「ドリーム8エコ」
昼間 第1段階 | 0.5%割引 |
昼間 第2段階 | 1%割引 |
昼間 第3段階 | 3%割引 |
ピーク | 2%割引 |
東北エリア(東北電力エリア)
「時間帯別S」「よりそう+シーズン&タイム」「よりそう+ナイトS」
昼間 | 2%割引 |
「時間帯別A/B」「よりそう+ナイト8/10/12」「よりそう+ナイト&ホリデー」
昼間 第1段階 | 0.5%割引 |
昼間 第2段階 | 1%割引 |
昼間 第3段階 | 3%割引 |
「ピークシフト季節別時間帯別電灯」「よりそう+サマーセーブ」
昼間 第1段階 | 0.5%割引 |
昼間 第2段階 | 1%割引 |
昼間 第3段階 | 3%割引 |
ピーク | 2%割引 |
関東エリア(東京電力エナジーパートナーエリア)
「電化上手」「夜トク8」「夜トク12」「ピークシフトプラン」
朝晩 | 2%割引 |
昼 | 2%割引 |
「ナイト8」「ナイト10」「朝得プラン」「夜得プラン」「半日お得プラン」「土日お得プラン」
昼間 第1段階 | 0.5%割引 |
昼間 第2段階 | 1%割引 |
昼間 第3段階 | 3%割引 |
「スマートライフプラン」「スマートライフプランS」「スマートライフプランL」
ピーク | 2%割引 |
オフピーク | 2%割引 |
夜間 | 2%割引 |
関西エリア(関西電力エリア)
「はぴeタイム」「eスマート10」
デイ料金 | 2%割引 |
リビング料金 | 2%割引 |
「時間帯別電灯」
昼間 第1段階 | 0.5%割引 |
昼間 第2段階 | 1%割引 |
昼間 第3段階 | 3%割引 |
「季節別電灯PS」
オフピーク 第1段階 | 0.5%割引 |
オフピーク 第2段階 | 1%割引 |
オフピーク 第3段階 | 3%割引 |
ピーク | 2%割引 |
中国エリア(中国電力エリア)
「ファミリータイム1・2」「ナイトホリデーコース」「電化Styleコース」
デイタイム料金 | 2%割引 |
ファミリータイム料金 | 2%割引 |
「時間帯別電灯」
昼間 第1段階 | 0.5%割引 |
昼間 第2段階 | 1%割引 |
昼間 第3段階 | 3%割引 |
「電灯ピークシフトプラン」
オフピーク 第1段階 | 0.5%割引 |
オフピーク 第2段階 | 1%割引 |
オフピーク 第3段階 | 3%割引 |
ピーク | 2%割引 |
九州エリア(九州電力エリア)
「季時別電灯」「電化でナイトS21/S22/S23」
デイ料金 | 2%割引 |
リビング料金 | 2%割引 |
「時間帯別電灯」「時間帯別電灯(8時間型)」
昼間 第1段階 | 0.5%割引 |
昼間 第2段階 | 1%割引 |
昼間 第3段階 | 3%割引 |
「ピークシフト電灯」
オフピーク 第1段階 | 0.5%割引 |
オフピーク 第2段階 | 1%割引 |
オフピーク 第3段階 | 3%割引 |
ピーク | 2%割引 |
J:COM電力の電気料金プラン:グリーンメニュー
グリーンメニューは実質再生可能エネルギーを使った電力でJ:COM電力と契約をするサービスです。
使用する電力は実質的に再生可能エネルギー電気100%になるので、いつもどおり電気を使うだけでも地球環境の保護に協力することができます。
どのくらい環境に貢献できているかは、スマホアプリの「MY J:COMアプリ」で確認することができますので節電意識も高まるのではないでしょうか。
また、グリーンメニューで契約をすると、支払う電気料金の一部を森林保護活動に当てて、一世帯につき約10万平方メートルの森林を1年間守ることができます。
グリーンメニューの電気料金は?
これは非常に重要なところですが、グリーンメニューの電気料金は安くはならず、従来の地域電力会社と同等となります。
同じ料金で環境に貢献できるというのがグリーンメニューの特徴になります。
J:COM電力の「電力スタート割」
電力スタート割は、J:COM電力に新規加入した全ての方が適用される割引キャンペーンです。
マンション、アパートなどの集合住宅にお住いなら12ヶ月連続で毎月330円(税込)、戸建住宅なら24ヶ月連続で毎月330円(税込)割引があります。
集合住宅なら最大3,960円、戸建住宅なら7,920円の割引になりますね!
J:COM電力に申し込みをして5ヶ月目の末日までに電力開通すると自動的に適用されますので今加入するのがお得です。
J:COM電力の電気料金シミュレーション
地域ごとに単身世帯~2人暮らし、ファミリー世帯を想定した電気料金をシミュレーションしています。
単身世帯~2人暮らしの電気代シミュレーション
エリア | J:COM電力の電気代 (基本料金+従量料金) |
地域電力会社の電気代 (基本料金+従量料金) |
北海道エリア | 4,028円 | 4,044円 |
東北エリア | 3,557円 | 3,569円 |
関東エリア | 3,529円 | 3,542円 |
関西エリア | 3,132円 | 3,144円 |
中国エリア | 3,299円 | 3,311円 |
九州エリア | 3,198円 | 3,209円 |
※北海道、東北、東京、九州エリアは従量電灯B、契約条件は20A、関西、中国エリアは従量電灯A、いずれも電力使用量は1ヶ月あたり130kWhで試算しています。
ファミリー世帯の電気代シミュレーション
エリア | J:COM電力の電気代 (基本料金+従量料金) |
地域電力会社の電気代 (基本料金+従量料金) |
北海道エリア | 13,489円 | 13,916円 |
東北エリア | 12,208円 | 12,526円 |
関東エリア | 12,136円 | 12,468円 |
関西エリア | 10,788円 | 11,101円 |
中国エリア | 11,523円 | 11,847円 |
九州エリア | 10,822円 | 11,106円 |
※北海道、東北、東京、九州エリアは従量電灯B、契約条件は50A、関西、中国エリアは従量電灯A、いずれも電力使用量は1ヶ月あたり400kWhで試算しています。
1ヶ月分の電気代比較になるので大幅な割安感はありませんが、確実に安くなっていますね。
この金額から「電力スタート割」の330円が割り引かれるので、1年~最大2年間はさらにお得になります。
J:COM電力の良い口コミ・評判
ここではJ:COM電力の口コミを集めてみました。
評判が良い口コミと悪い口コミに分けてご紹介しますので、チェックしてみてくださいね。
※ネット上の口コミを一部抜粋し、表現を少し変更してご紹介します。
・スムーズに切り替えができたと思います。
・インターネット、電話、テレビなどのインフラが一元化できたことに満足しています。まとめて請求が来るところも便利です。
・賃貸物件にJ:COMインターネットが引いてあるのでJ:COM電力にしてみました。利用明細が統一されていてわかりやすくスッキリしました。
・うちの場合は年間6,000円くらい安くなっています。
・わからないことを電話で確認しましたが丁寧に教えてもらえて安心でした。
・ケーブルテレビでお世話になっているので電力販売を始めると聞いてJ:COM電力にすると決めていました。切り替え手続きもスムーズでしたし切り替えて良かったです。
J:COMのサービスを利用しているならトータルで安くなると思います。うちは毎月1,000円くらい安くなっています。
J:COM電力の悪い口コミ・評判
※ネット上の口コミを一部抜粋し、表現を少し変更してご紹介します。
・いつから切り替わるのかわかりにくく、いつの間にか変わっていました。
・営業の人が来たのでJ:COM電力にしましたが、今は他の電力会社も検討しています。
・複数の電力会社と比較していますが、ジェイコムのサービス未使用でJ:COM電力単体で加入してもあまり安くならないのではないでしょうか。単体加入のメリットが薄いと思う。
・解約しようとしたら解約金がかかると言われました。
・ジェイコムの他のサービスも検討しませんか?みたいな勧誘があります。
・電話で説明を聞いただけなのに加入したことになっていました。
・他のサービスの契約をしたらいつの間にかJ:COM電力も契約されていました。契約したつもりは本当になかったのでビックリしました。
・引越しのためJ:COM電力を解約したのですが、引越しのタイミングの1ヶ月前に電気が止まりました・・・。問い合わせるとJ:COM電力のミスとのことでした。最悪です。
・電話で勧誘されたのですが、電気代のシミュレーションはほとんどなくて変更してから様子を見て欲しいと言われるばかりです。不誠実で信用できません。
・J:COMインターネットに加入しています。他の用事で電話をした際にJ:COM電力の案内があり解約金がないとのことだったので契約しました。
あとで契約書を見てみると解約金があることがわかりました。
口コミ・評判から判明!J:COM電力のメリット・デメリット
口コミからわかったJ:COM電力のメリットとデメリットをまとめます。
J:COM電力のメリットは?
セットにすると請求を管理しやすい
これは口コミでも複数言われていたJ:COM電力のメリットだと感じます。
J:COM電力に切り替える人の中には、すでにJ:COMケーブルテレビやインターネットを利用している人もたくさんいます。
これらのサービスの請求はJ:COMからまとめてくるので、一括で管理ができるようになります。
この「請求の一括化」をとても便利だと感じている人がたくさんいらっしゃいました。
説明や案内が丁寧
J:COM電力の公式サイトを見ただけではわからないことや、他のサービスとの組み合わせなど不明点を電話で確認することができるのですが、この電話対応が良いという声も複数ありました。
気になることをわかりやすく教えてもらえると、信頼度も上がるのではないでしょうか?
電気料金は安くなる?
肝心の電気料金のお得度ですが、安くなったことを実感している利用者は確かにいるのですが、他の新電力会社と比較するとお得感があると思っている人が少ないようにも感じます。
J:COM電力は総合的なサービスを提供しているので、J:COM電力単体ではなく他のサービスと併用することでどんどん安くなっていくような仕組みになっています。
口コミにもありましたが、単体で利用しても安さは実感しにくいかもしれませんね。
J:COM電力のデメリットは?
サービス内容やセット割引がわかりくい
全国規模でいくつものサービスを展開しているため仕方がないのかもしれませんが、J:COM電力は他の新電力会社と比べると特徴・価格などサービスの内容がわかりにくいと感じます。
これは電力料金の設定が現在の地域電力会社の金額からの割引という設定になっていて、「J:COM電力なら1kWhあたり○○円!」と金額が明確に記されていないためにわかりにくくなっているのだと思われます。
また、インターネットとのセット契約、ガスとのセット契約でいくら安くできるのかなどもわかりにくいです。
手数料がかかる場合があります
J:COM電力単体での契約には初期費用はかかりません。ただ、電気に関しては初期費用無料でも併用するサービスによっては費用がかかってきます。
例えば、J:COMのインターネットとセットにしたりガスとセットにするなど、J:COMの他のサービスも同時に申し込む場合は、事務手数料3,000円(税抜)かかります。
それから、J:COM電力加入者さんが以下の手続きを行う場合は3,000円(税抜)の手数料が必ずかかります。
「J:COM電力を含まない長期契約プランへ変更する場合」
J:COMケーブルテレビとJ:COM電力を契約していて、J:COM電力だけ解約する場合には手数料がかかります。つまり、J:COM電力を解約する場合にも手数料が発生するケースがあるということになります。
「電力サービス開始日または契約種別・契約プラン変更から1年未満で、契約電流または契約容量の減少を伴う契約種別・アンペアに変更する場合」
ちょっとややこしいですがJ:COM電力での新規加入またはプランを変更した日から1年以内にアンペア数を下げる、プラン変更の手続きをすると3,000円かかるということになります。
これらの手数料について「説明を聞いていない」とお怒りの声も多いのですが、J:COM電力公式サイトの料金表には記載されていますので、変更するなら支払わなければならないものになります。
ライフスタイルが変わって電力についてもまた見直したいと思った時に、思わぬ手数料がかかってしまうということがあるかもしれませんね。
他のサービスに勧誘された人もいます
J:COMはご家庭向けの総合的なサービスを提供している会社なので、J:COM電力に加入すると電話や訪問で他のサービスに勧誘されることもあるようです。
サービス検討中の方にはありがたいことかもしれませんが、不要な人にとってはしつこいとしか感じられないでしょう。
さらに気になるのが、「電話だけで契約したことになっていた」という声が複数あったこと。
とりあえず話を聞いていたら後日契約内容確認の書類が届いてビックリしたという声がいくつか見つかり非常に気になりました。
また、「対面で申し込むことになった」「営業の人が訪問してくる」などの口コミも見つかり、J:COMの担当者さんが自宅に訪問してくるケースもあるようです。
この訪問を良く思わない方もいらっしゃいました。
手続きをお任せできると安心という人もたくさんいると思いますが、ご意見が分かれるかと思います。
いずれの場合も営業さん任せにしないで契約内容をしっかり確認する必要があります。
J:COM電力の申し込み方法と開通までの流れ
J:COM電力の申し込みは公式サイトから24時間いつでも手続きできます。
ステップ1:必要事項の入力
申し込みにはこちらの情報が必要になります。
・現在のご契約種別:現在利用中の契約種別/プラン名
・契約者名義人名
・切替元事業者お客様番号:現在契約中の電気小売事業者のお客様番号
・供給地点特定番号:電気供給地点を特定する番号(22桁の番号です)
これらの情報は検針票または明細書に全て記載されていますので、確認しながら入力してください。
J:COM電力の支払い方法も入力するので、クレジットカードまたは引き落とし口座番号がわかるもの(通帳・キャッシュカード)を見ながら登録しましょう。
ステップ2:J:COM電力から連絡を待つだけ!
申し込み手続きが完了すると、あとは全てJ:COM電力が手続きを進めてくれます。
現在の電力会社への解約手続き、新電力の供給準備などは全てJ:COM電力が行いますので、あとは供給開始日の連絡を待つだけです。
スマートメーターの取り付けがまだの場合は取り付け工事を行うことになるため、工事業者から連絡が入ります。工事に立ち会いは不要です。
J:COM電力の申し込みに必要なもの
J:COM電力に申し込みをする際に必要なものはこちら。
・クレジットカードまたは口座情報がわかるもの(通帳・キャッシュカード)
お手元に用意してから申し込み手続きを始めるとスムーズですよ。
J:COM電力に関するよくある質問
最後に、J:COM電力のよくある質問をまとめます。
申し込みからどれくらいで切り替わりますか?
3週間程度でJ:COM電力への切り替えが完了します。申し込みが完了したら後はJ:COM電力からの連絡を待っているだけで大丈夫です!
現在の電力会社に解約連絡は必要?
現在の電力会社に解約の連絡をする必要はありません。全てJ:COM電力がやってくれます。
賃貸物件でもJ:COM電力に申し込みできる?
自分で部屋を借りていて、現在の電力会社とも自分で契約している場合は切り替え可能です。建物全体が地域の電力会社などに一括契約をしている場合は申し込みできません。
契約アンペア・プランの変更はできますか?
できますが、3,000円の手数料がかかる場合があります。
電力開通日または契約種別・契約プラン変更をしてから1年未満でアンペアを下げる変更をすると手数料が発生します。1年以上経過していれば手数料不要で変更できます。
アンペア数をあげる場合はいつでも無料で変更可能です。
J:COM電力に切り替えることで停電が増えたりしない?
J:COM電力の電気は今まで通り地域の電力会社の送配電設備を使用して供給されますので、供給が不安定になったり停電が増えるといったことはありません。ご安心ください。
「グリーンメニュー」に申し込みたいけど手数料はかからない?
グリーンメニューも初期費用などの申し込み時にかかる費用はありません。
J:COMから電話で勧誘されたらその場で契約しても大丈夫?
J:COMケーブルテレビやインターネットをすでに契約していると、電話がかかってきてJ:COM電力に勧誘されることもあるようです。
どの新電力会社と契約をする場合でも、トラブルにならないために電話口での契約はおすすめできません。
口コミによると、電話勧誘では解約時やアンペア・プラン変更時に手数料がかかるケースがあることを説明されず、こういったややこしいことは「重要事項説明書に書いてあります」といった案内で終わることもあるようです。
大事なことを電話だけで全て理解するのは難しいと思いますので慎重に検討してください。
J:COM電力は本当にお得?(まとめ)
当サイトでも様々な電力会社を比較していますが、筆者個人的にもJ:COM電力は他の新電力会社と比較するとサービスがわかりにくいと感じます。
例えば公式サイトのQ&Aにはキャンセルに伴う違約金・電力解約時の違約金はないことが記載されているのですが、実際はJ:COMの他のサービスも利用していてJ:COM電力を解約するときには3,000円の解約金が発生します。
毎月の利用料金が安くなっても解約時に3,000円の解約金を払うことになったら電力会社を切り替える意味が半減してしまいますよね。
またJ:COM電力の公式サイトの料金シミュレーションを試してみても、従量料金をいくらで計算してこの結果になったのかなどの詳細な料金一覧が表示されず、肝心なところが不明瞭でモヤモヤしてしまいます。
すでにJ:COMのサービスを契約していてJ:COM電力に切り替えることで明らかに安くなるようであれば検討しても良いと思います。
J:COM電力単体であればもっとわかりやすく割安になる電力会社もありますので、広く検討されることをおすすめします。