ミツウロコでんきは高い?【口コミ・評判】料金プランを解説

ちびまる子ちゃんのコマーシャルでおなじみのミツウロコですが、電力自由化が始まってから新電力事業も行っています。

平成30年5月時点で5万人を超える利用者がいて、現在もお得なプランを提供しています。

ここでは、ミツウロコでんきの口コミ・評判、電気料金プラン、メリット・デメリット、開通までの流れなどを解説していきます。

ミツウロコでんきはどんな人に向いているのでしょうか?
本当に電気代を安くできるのでしょうか??


もくじ

ミツウロコでんきの特徴

運営会社 株式会社ミツウロコヴェッセル
本社所在地 〒104-0031
東京都中央区京橋三丁目1番1号
新電力サービス名 ミツウロコでんき
電力事業はいつから? 2016年4月
供給エリア 北海道エリア、東北エリア、関東エリア、中部エリア、北陸エリア、関西エリア、中国エリア、四国エリア、九州エリア
ポイントサービスはある? 新規加入時と半年に1回、Pontaポイントのプレゼントがあります
オール電化向けプランはある? なし
解約時の解約金・違約金はある? なし
支払い方法は? ・口座振替
・振込用紙
・クレジットカード

 

★ミツウロコでんきはどんな人、どんな世帯におすすめ?
・電力使用量が普通~多めの人
・電気代を安くしつつクリーンエネルギーを利用したい人

ミツウロコでんきの供給エリアや特徴などをチェックしていきましょう。

ミツウロコでんきはほぼ全国に電力を供給

ミツウロコでんきの電力供給エリアは、北海道、東北、関東、中部、北陸、関西、中国、四国、九州エリアになっており、沖縄と離島を除く全ての地域に対応しています。

FIT電気20%、再生可能エネルギー10%で構成

再生可能エネルギーとは、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、地熱発電、水力発電などの自然由来のエネルギーで発電された電気のこと。

これらは使っても枯渇して無くなってしまうことがないので再生可能エネルギーになります。

FIT電気は再生可能エネルギーで発電され、かつFIT制度によって買い取りが行われた電気で、どちらも環境のこと考えているクリーンエネルギーです。

ミツウロコでんきは自社で発電施設を所有していて、ご家庭にお届けする電気の30%程度は環境にやさしいエネルギーになるんです。

電気料金を安くしつつ環境にも配慮することができます。

Pontaポイントがもらえます!

ミツウロコでんきには、支払う電気代に応じてポイントが貯まるような仕組みはありませんが、新規契約でPontaポイントを3,000ポイント、電力供給開始から半年ごとに500ポイントをプレゼントしてくれます。

Pontaポイント付与対象となるプランはこちらです。

・北海道、東北、関東、中部、北陸、九州エリア:従量電灯B、従量電灯C
・関西、四国、中国エリア:従量電灯A、従量電灯B

初年度は3,500ポイント、次年度以降も年間1,000ポイントもらえるので、電気代を安くできる以上のお得があります。

24時間365日無料の「ミツウロコでんき安心サポート」

こちらは東北、関東、中部、関西限定のサービスになりますが、ミツウロコでんきと契約すると電気のトラブルを24時間365日相談できる「ミツウロコでんき安心サポート」が無料でついてきます。

万が一のトラブルのときに、東京電力パワーグリッドが自宅に駆けつけてくれて、点検・調査・応急処置をしてくれます。

対応してもらえるトラブルは、
・電気がつかない
・停電する
・ブレーカーが何度も落ちる
・コンセント、分電盤が焦げ臭い
などなど。

60分以内の応急処置まで無料で行ってもらえますので、いざというときに本当に安心です。

ミツウロコでんきの電気料金プラン

ミツウロコでんきの電力プランは、エリアごとにプランと料金が決まっていますので、エリア別にご紹介します。

まずは複数エリアで共通しているプラン内容を確認しておきましょう。

ミツウロコでんき「従量電灯B」について

▼該当エリア
北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力エリア

ミツウロコでんき「従量電灯B」は、地域電力会社の「従量電灯B」に相当するプランです。

いずれの地域も基本料金は地域電力会社と同額です。

従量料金は120kWhまでは割高ですので、電力使用量が少ないとかえって電気代が上がることになります。

121kWh以上では安く設定されています。

ミツウロコでんき「従量電灯A」について

▼該当エリア
関西電力、中国電力、四国電力エリア

地域電力会社「従量電灯A」に相当します。

地域電力会社と比較すると関西電力は最低料金が割安になっていますが、中国電力、四国電力エリアでは同額です。

従量料金は16kWh~120kWhが割高で、121kWh以上になると安く設定されています。

ミツウロコでんき「シングル応援プラン」について

電力使用量が少ない単身者向けを思わせるプラン名ですが、単身者世帯でもどちらかというと電気をよく使う(300kWh以上)人がお得になるプランです。

120kWhまでは地域電力会社とほぼ同じで、121kWh~300kWh程度ではほんの少し安く設定されています。

300kWhを超えたら電気代が安くなることを実感できると思います。

シングル応援プランはPontaポイントのプレゼント対象外となりますのでご注意ください。

ミツウロコでんき「とくとくナイト」について

▼該当エリア
東北、関東、中部、関西エリア

ミツウロコでんき「とくとくナイト」は時間帯別料金プランで、夜間の電気使用が多い世帯向けになります。

とくとくナイトもPontaポイントのプレゼント対象外です。

北海道エリア(北海道電力エリア)

北海道エリア(北海道電力)の一般家庭向けプランは、

・従量電灯B
・シングル応援プラン従量電灯B

になります。
どちらも基本料金は北海道電力「従量電灯B」と同じで、従量料金が割安に設定されています。

▼従量電灯B/シングル応援プラン従量電灯B

従量電灯B シングル応援プラン従量電灯B 参考:北海道電力従量電灯B
基本料金 10A 341.00円
15A 511.50円
20A 682.00円
30A 1,023.00円
40A 1,364.00円
50A 1,705.00円
60A 2,046.00円
従量料金 最初の120kWhまで 24.00円 23.97円 23.97円
120kWhをこえ280kWhまで 27.40円 29.81円 30.26円
280kWh超過分 30.36円 32.13円 33.98円

 

東北エリア(東北電力エリア)

東北エリアの一般家庭向けプランは、

・従量電灯B
・シングル応援プラン従量電灯B
・とくとくナイト

になりなります。

▼従量電灯B/シングル応援プラン従量電灯B

従量電灯B シングル応援プラン従量電灯B 参考:東北電力従量電灯B
基本料金 10A 330.00円
15A 495.00円
20A 660.00円
30A 990.00円
40A 1,320.00円
50A 1,650.00円
60A 1,980.00円
従量料金 最初の120kWhまで 20.61円 18.58円 18.58円
120kWhをこえ300kWhまで 23.22円 24.95円 25.33円
300kWh超過分 26.80円 27.72円 29.28円

 
 

▼とくとくナイト

基本料金 6kVAまで 1,430.00円
6kVAをこえ10kVAまで 1,980.00円
上記をこえる1kVAあたり 330.00円
従量料金 デイ(午前8時~午後10時) 80kWhまで 23.28円
80kWhをこえ200kWhまで 31.76円
200kWh超過分 36.71円
ナイト(午後10時~翌午前8時) 1kWhあたり 11.43円

 

関東エリア(東京電力エリア)

関東エリアの一般家庭向けプランは、

・従量電灯B
・シングル応援プラン従量電灯B
・とくとくナイト/とくとくナイト8/とくとくナイト12

になりなります。

▼従量電灯B/シングル応援プラン従量電灯B

従量電灯B シングル応援プラン従量電灯B 参考:東京電力従量電灯B
基本料金 10A 286.00円
15A 429.00円
20A 572.00円
30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
従量料金 最初の120kWhまで 21.83円 19.88円 19.88円
120kWhをこえ300kWhまで 23.05円 26.08円 26.48円
300kWh超過分 25.71円 28.95円 30.57円

 
 

▼とくとくナイト

基本料金 10Aあたり(1kVA) 214.50円
従量料金 デイ(午前7時~午後11時) 1kWhあたり 31.75円
ナイト(午後11時~翌午前7時) 1kWhあたり 21.16円

 
 

▼とくとくナイト8

基本料金 10Aあたり(1kVA) 286.00円
従量料金 デイ(午前6時~翌午前1時) 1kWhあたり 25.03円
ナイト(午前1時~午前6時) 1kWhあたり 17.78円

 
 

▼とくとくナイト12

基本料金 10Aあたり(1kVA) 214.50円
従量料金 デイ(午前9時~午後9時) 1kWhあたり 33.35円
ナイト(午後9時~翌午前9時) 1kWhあたり 22.97円

 

中部エリア(中部電力エリア)

中部エリアの一般家庭向けプランは、

・従量電灯B
・シングル応援プラン従量電灯B
・とくとくナイト

になりなります。

▼従量電灯B/シングル応援プラン従量電灯B

従量電灯B シングル応援プラン従量電灯B 参考:中部電力従量電灯B
基本料金 10A 286.00円
15A 429.00円
20A 572.00円
30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
従量料金 最初の120kWhまで 23.10円 21.04円 21.04円
120kWhをこえ300kWhまで 23.40円 25.15円 25.51円
300kWh超過分 25.99円 26.92円 28.46円

 
 

▼とくとくナイト

基本料金 10kVAまで 1,487.04円
上記をこえる1kVAあたり 286.00円
従量料金 デイ(平日午前10時~午後5時) 1kWhあたり 37.54円
ホーム(午前8時~午後10時、ただしデイ除く) 1kWhあたり 27.66円
ナイト(午後10時~翌午前8時) 1kWhあたり 16.30円

 

北陸エリア(北陸電力エリア)

北陸エリアの一般家庭向けプランは、

・従量電灯B
・シングル応援プラン従量電灯B

になりなります。

▼従量電灯B/シングル応援プラン従量電灯B

従量電灯B シングル応援プラン従量電灯B 参考:北陸電力従量電灯B
基本料金 10A 242.00円
15A 363.00円
20A 484.00円
30A 726.00円
40A 968.00円
50A 1,210.00円
60A 1,452.00円
従量料金 最初の120kWhまで 18.86円 17.84円 17.84円
120kWhをこえ300kWhまで 20.37円 21.39円 21.73円
300kWh超過分 21.37円 22.14円 23.44円

 
 

関西エリア(関西電力エリア)

関西エリアの一般家庭向けプランは、

・従量電灯A
・シングル応援プラン
・とくとくナイト/とくとくナイト2

になりなります。
現在「とくとくナイト」は新規申し込み停止中で、「とくとくナイト2」を受け付けています。

▼従量電灯A/シングル応援プラン

従量電灯A シングル応援プラン 参考:関西電力従量電灯A
最低料金(最初の15kWhまで) 333.72円 341.01円 341.01円
従量料金 15kWhをこえ120kWhまで 22.16円 20.31円 20.31円
120kWhをこえ300kWhまで 24.33円 25.42円 25.71円
300kWh超過分 25.72円 27.93円 28.70円

 
 

▼とくとくナイト2

基本料金 1契約(最初の10kVAまで) 2,200.00円
10kVAを超える1kVAあたり 396.00円
従量料金 デイ(平日午前10時~午後5時) 夏季 28.09円
その他季 25.54円
リビング(平日午前7時~10時、午後5時~11時休日扱い日午前7時~午後11時) 1kWhあたり 22.20円
ナイト(午後11時~翌午前7時) 1kWhあたり 15.20円

 

中国エリア(中国電力エリア)

中国エリアの一般家庭向けプランは、

・従量電灯A
・シングル応援プラン従量電灯A
・とくとくナイト

になりなります。

▼従量電灯A/シングル応援プランA

従量電灯A シングル応援プラン 参考:中国電力従量電灯A
最低料金(最初の15kWhまで) 336.87円 336.87円 336.87円
従量料金 15kWhをこえ120kWhまで 20.76円 20.76円 20.76円
120kWhをこえ300kWhまで 27.06円 27.06円 27.44円
300kWh超過分 27.93円 27.93円 29.56円

 
 

▼とくとくナイト

基本料金 1契約(最初の10kVAまで) 1,650.00円
10kVAを超える1kVAあたり 407.00円
従量料金 デイ(夏季7月~9月、平日午前9時~午後9時) 1kWhあたり 31.69円
デイ(その他季10月~翌6月、平日午前9時~午後9時) 1kWhあたり 29.70円
ナイト(平日午前0時~午前9時・ 平日午後9時~午前0時) 1kWhあたり 14.87円
ホリデー(通年休日) 1kWhあたり 14.87円

 

四国エリア(四国電力エリア)

四国エリアの一般家庭向けプランは、

・従量電灯A
・シングル応援プラン従量電灯A
・とくとくナイト

になりなります。

▼従量電灯A/シングル応援プランA

従量電灯A シングル応援プラン 参考:四国電力従量電灯A
最低料金(最初の15kWhまで) 411.40円 411.40円 411.40円
従量料金 15kWhをこえ120kWhまで 22.41円 20.37円 20.37円
120kWhをこえ300kWhまで 24.97円 26.59円 26.99円
300kWh超過分 26.64円 28.82円 30.50円

 
 

▼とくとくナイト

基本料金 10kWまで 1,344.44円
上記をこえる1kWあたり 415.56円
従量料金 デイ(平日午前9時~午後11時) 1kWhあたり 33.92円
ナイト(平日午後11時~翌午前9時) 1kWhあたり 20.09円
ホリデー(休日午前0時~午後12時) 1kWhあたり 20.09円

 

九州エリア(九州電力エリア)

九州エリアの一般家庭向けプランは、

・従量電灯B
・シングル応援プラン従量電灯B

になりなります。

▼従量電灯B/シングル応援プラン従量電灯B

従量電灯B シングル応援プラン従量電灯B 参考:九州電力従量電灯B
基本料金 10A 297.00円
15A 445.50円
20A 594.00円
30A 891.00円
40A 1,188.00円
50A 1,485.00円
60A 1,782.00円
従量料金 最初の120kWhまで 19.48円 17.45円 17.46円
120kWhをこえ300kWhまで 19.61円 22.70円 23.06円
300kWh超過分 23.33円 24.64円 26.06円

 

ミツウロコでんきにすると本当に安くなるの?

北海道電力エリア、東北電力エリア、東京電力エリア、中部電力エリア、北陸電力エリア、九州電力エリアなら「従量電灯Bプラン」、関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリアなら「従量電灯Aプラン」を最初に検討することになると思いますが、どのエリアでも

・基本料金は地域電力会社と同じ(関西電力エリアのみ安い)
・従量料金は第1段階が高い、第2段階以上は安い

という設定になっています。

ミツウロコでんきで電気代を安くできるかどうかは、実際の電力使用量によって変わってきます。

検針票をチェックしてみて、いずれのエリアも毎月「121kWh以上」の使用があれば安くできる可能性が高いです。

毎月120kWh以下という方は「シングル応援プラン」にする方法もありますが、基本料金は地域電力会社と同じで、第1段階(120kWh以下)の従量料金は地域電力会社と同じまたはほんの少し(ほとんどの地域で1円未満)安くなる程度です。

300kWh以上の電力使用があれば割安になることを実感できると思いますが、シングル応援プランはPontaポイントプレゼントがありません。

一般家庭なら「従量電灯Bプラン」又は「従量電灯Aプラン」でお得にならなければ、他の電力会社を検討してみたほうが良いでしょう。

ミツウロコでんきの口コミ・評判

ここではミツウロコでんきを利用している人の口コミをご紹介します。
評判が良いものから見ていきましょう!

※ネット上の口コミを一部抜粋し、表現を少し変更してご紹介します。

<良い口コミ・評判>

・電気料金の設定が分かりやすかったことと、クリーンなエネルギーに力を入れているところに即決しました。

・うちは東京電力エリアです。電力使用量が120kWhを超えるとお得になるように感じますが、特別たくさん電気を使う家庭じゃなくても地域電力会社より安くなると思います。
ミツウロコでんきはセットプランとか複雑なこともないのでシンプルで分かりやすいところも良いと思います。

・原発に不安があるので個人レベルでもFITや再生可能エネルギーへの投資を考えています。そういう意味でミツウロコでんきに期待していますし、料金も安くなると思います。

・うちは東北電力エリアで電力使用量は多い方だと思います。電気代は乗り換え前より安くなりました。

<悪い口コミ・評判>

・サポートセンターの電話が繋がりません。ミツウロコでんきは対応が良くないと思います。

・スマートメーターをつけてるのに電力使用量をすぐに確認できないところに不満がある。

・毎日の電力使用量を確認できるようにしてほしい。

口コミ・評判から判明!ミツウロコでんきのメリット・デメリット

ミツウロコでんきの口コミは、他の大手新電力会社と比べると数が少ないように感じました。

クリーンエネルギーを自社発電しているくらい環境問題の改善にも真剣に取り組んでいる会社なので、これからますます知名度が上がることに期待です。

ミツウロコでんきのメリットは?

ミツウロコでんきに乗り換えるメリットは3つあります。

ひとつは電気代を安くできること。

ミツウロコでんきは、従量料金が地域電力会社よりも安くなっているので、電力使用量が普通~多い人なら今よりも安くできる可能性が高くなります。

口コミでもミツウロコでんきに乗り換えたことで安くできた人が複数いらっしゃいました。

もうひとつのメリットは無条件でクリーンエネルギーを使えることです。

新電力会社の中には実質再生可能エネルギー100%を提供してくれている会社もあるのですが、この場合、電気料金は地域電力会社と全く同じというところも少なくありません。

電気代がジワジワと上がってきていることはみんなが実感していることと思いますが、今後も食品、外食、日用品、家電製品、文房具など様々なものの値上げが既に決まっています。

環境問題にも取り組みたいけど、電気代が安くならないのであればもっと安くなる電力会社を探したいと考えてしまうのは当然のことでしょう。

その点、ミツウロコでんきなら電気代を下げることも個人レベルで環境問題に取り組むこともできます。

これは本当に大きなメリットだと感じます。

最後は、Pontaポイントのプレゼントがあること!
新規加入で3,000ポイント、それ以降も継続して半年ごとに500ポイントもらえるのでお得がずーっと続きます!

ミツウロコでんきのデメリットは?

ミツウロコでんきのデメリットは2つあります。

ひとつは電気代が安くならない可能性もあること。

ミツウロコでんきで電気代が安くなることを実感できるのは、毎月コンスタントに120kWhを超える電力を使っている人になります。

単身世帯の人や努めて電気を使わないようにしているような場合は安くならないこともあります。

ただ、直接安くはならなくてもPontaポイントは電力使用量に関係なくプレゼントしてもらえるので、地域電力会社よりはお得です。

もうひとつのデメリットは電力使用量の把握がしにくい可能性があること。

新電力会社に乗り換えると、スマートメーター設置の工事が行われることになります。

従来の検針は、担当者が自宅に来てひと月分の電力使用量を測るというやり方でしたが、スマートメーター設置後は30分ごとの電力使用量が地域電力会社に送られるようになります。

これにより検針も不要になりますし、他の電力会社の場合、30分~1時間ごとの電力使用量をスマホアプリなどでリアルタイムに確認することができるんです。

ミツウロコでんきの口コミではこのリアルタイムで確認できるサービスが作られていないのか、「スマートメーターを設置したのに電気代が確定しないと電力使用量がわからない」と不満を持っている人がいらっしゃいました。

ミツウロコでんきサイトには月別の電気料金をチェックできることは書かれていますが、どこまで詳細に確認できるのかは書かれていませんので、やや気になるところです。

ミツウロコでんきの申し込み方法と開通までの流れ

ミツウロコでんきの申し込みは公式サイトから行います。

ステップ1:ユーザー登録

申し込みの前にミツウロコでんきのユーザー登録を行います。

氏名、メールアドレス、パスワード、住所、電話番号、生年月日を入力して送信します。

ステップ2:新規契約の申込

ユーザー登録が完了すると、ミツウロコでんきから登録したメールアドレス宛にメールが届きますので、ログイン画面から「新規電力契約」を選択して必要事項を入力します。

申し込み情報の入力が終わったら、利用者側の手続きは完了になります。

ステップ3:電力供給を待ちましょう

申込み手続きが完了したら、あとはミツウロコでんきが手続きを進めてくれます。

現在契約している電力会社の解約手続きもミツウロコでんきが行ってくれるので手続きは不要です。

ミツウロコでんきからの連絡は基本的にメールになり、受付完了の連絡、供給開始日の連絡などはメールでお知らせがあります。

ミツウロコでんきの申し込みに必要なもの

ミツウロコでんきの申込には、
・現在のご契約名義
・お客さま番号
・供給地点特定番号

が必要になります。

これらは地域電力会社から発行される検針票や新電力会社のマイページなどに記載されています。

支払い方法をクレジットカードにするなら、登録するクレジットカード、口座振替にするなら金融機関情報も必要になります。

ミツウロコでんきのよくある質問

最後にミツウロコでんきのよくある質問をQ&Aでまとめます。

賃貸アパート、賃貸マンションでも申込できる?

賃貸でもミツウロコでんきをはじめとした新電力会社に乗り換え可能です。

ただし、ごく稀にマンションの建物全体で電力会社と一括契約をしている「⾼圧⼀括受電」となっていることがあり、この場合は乗り換え不可となります。

新築住宅でミツウロコでんきを使うことはできる?

新築住宅で直接ミツウロコでんきを使うことはできません。まずは地域電力会社と契約をしてから、改めてミツウロコでんきに申し込む流れになります。

ミツウロコでんきに契約期間はある?

ミツウロコでんきは1年契約になっています。
なお、1年未満で解約をしても違約金等は一切発生しません。

引越し先でもミツウロコでんきを使えるの?

ミツウロコでんきは沖縄・離島を除く全国で電力を供給しているので、ほとんどの引越し先で利用を続けることができます。

引越し先でもミツウロコでんきを使う場合は、1度、現住所での契約廃止手続きを行って、改めて新住所での契約新規申し込みを行います。

停電したらどこに連絡すればいいの?

基本的にミツウロコでんきのような新電力に切り替えたことが理由で停電することはありませんが、万が一停電などのトラブルがあった場合はミツウロコでんきのコンタクトセンターに相談しましょう。

■新電力に関するお問い合わせ(コンタクトセンター)
0120-326-230
受付時間:9:00~17:00

万が一、電気代の支払いが遅れたらどうなるの?

振り込み用紙が送られてくるので、速やかに支払いをしましょう。
なお、支払い期限から30日以上支払いが遅れた場合はミツウロコでんきから契約解除されてしまいますので気をつけましょう。

ミツウロコでんきは本当にお得?おすすめできる人は?(まとめ)

ミツウロコでんきでは、毎月120k Wh以上の電力使用があれば安くなることを実感できて、300kWhを超えるようであればかなりお安くできると思います。

また、料金が安くなることに加えて、
・新規加入で3,000ポイント+半年ごとに500ポイントのPontaポイントプレゼント
・電気代金を下げながら一部クリーンエネルギーを利用できる
というところも非常に大きなメリットになりますし、これらは電力使用量に関係なく得られるメリットです。

この点に魅力を感じる人にはミツウロコでんきをおすすめします!
他の電力会社もしっかり比較して、いちばんお得になるところを選んでくださいね。

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